1月23、24日のハミングサークルでは、コマ回し、すごろく、ふくわらいの３つのお正月あそびをしました。コマ回しコーナーでは、丸い厚紙にマーカーで絵付けをし、つまようじを差したらコマの完成です！指先でくるっと回すととてもきれいに回りました。
すごろくコーナーでは、ヘビ年にちなんでヘビのすごろくをしました。3、4人の友達とグループになり、順番を待ちながら仲よく遊びました。
ふくわらいコーナーでは、おかめとだるまのふくわらいです。目かくしをしたおうちの人に「これは目だよ」と教えながら目や鼻、口を手渡したり、自分でも並べたりしました。
日頃はなかなかなじみの少ないあそびですが、おうちの方からは、古くから伝わる伝統的なあそびの良さを改めて感じましたという感想もいただきました。こどもたちのあそびが広がるきっかけになったら嬉しいです。お正月あそびの他にも、おやつの時間には、「だるま最中」を食べたり、だるまさんの絵本を見たりと楽しい時間を過ごしました。

今日は、そら組で大型カルタを作りました。自分達で読み札の文章を考え、その文に合った絵を画用紙いっぱいに描きました。『そらのけしき、きれいだな』や『にんじんたべたらせがのびる』など個性豊かなカルタが完成しました。中には『つるがつるっとすべった』などユニークなカルタも出来上がり、「楽しいカルタがたくさんできたね。」「はやく、このカルタで遊びたいなぁ…」というこどもたちの声が聞かれました。このカルタは、学年集会のあおぞらタイムカルタ大会で使用する予定です。

今日はこうさぎ組で折り紙で獅子舞を折って、当番表を作りました。獅子舞の話をすると、「年賀状に書いてあったよね」、「おじいちゃんの家に小さい獅子舞が飾ってあったよ」と、冬休みに家で見た獅子舞の話で盛り上がっていました。獅子舞の周りに貼る和紙を渡すと、折り紙とは違う質感や柄に興味津々な様子でそっとちぎって飾り付けていました。

こどもたちは、完成した当番表を見て「かっこいい獅子舞ができた」と満足顔で話し、「早く当番やりたいな」と三学期の当番活動も楽しみにしています。

今日は年長組で、一年で一番初めの茶会「初釜」を行ないました。こどもたちは、いつもと異なる雰囲気のホールの様子に期待を高め、教師が行なう亭主や正客の問答に真剣に聞き入ったり、お点前に見入ったりしていました。初釜の中ではお正月のおめでたい雰囲気が味わえるよう、干支の茶碗や紅白の椿、結び柳などを用意し、今年一年のこどもたちの健康や幸せを願いました。飾った「天上大風」というお軸には、強い風が吹いて高く上がっていく凧のように、今年一年こどもたちが大きく成長しますようにという願いが込められています。今日は仲よく5人ずつ一つのお茶碗でお茶をいただき、初釜を終えた後のこどもたちからは「お友達と一緒にお茶をいただいたことが嬉しかった」「先生のお話を聞いたことが楽しかった」と、沢山の笑顔がみられました。今年は小学校入学もあり、年長組のこどもたちにとっては変化の多い年になることと思いますが、健康で幸せな一年になるように職員一同心から願っています。

今日は職員の茶道研修がありました。新年を迎え、初めての茶道研修ということで縁起の良いお道具を揃えて、茶事を行ないました。炭点前の後に、懐石膳(職員手作り)やお菓子・濃茶をいただき、職員全員で心穏やかなひとときを過ごすことができました。職員もこどもたちと同様に、日本の文化に触れながらたくさんのことを学んでいきます。