茶道の時間(10月)
秋も深まってきました。待合には、秋刀魚、サトイモ、柿、栗、さつまいも、を描いた園長先生の色紙を掛けました。
お軸は良寛様、こどもと遊ぶことを何より大切にした人です。「幼稚園の良寛様は?」の質問に「園長先生!」と元気な声が返ってきました。
各クラス4名のこども達がお花をいけました。「楽しかった。とっても嬉しかった」と感想を話してくれました。たくさんのお花を届けていただきありがとうございました。一人ひとりお花には特別の思いがあるようで、一生懸命活ける姿がありました。
お菓子は「芋ようかん」です。さつまいも堀りを経験したこども達は、すぐにお芋だと気付きました。お箸の使い方も大分身についてきました。隣の友達に教える姿も見られました。
先生がそばについてお箸の使い方を見守りました。次に使う人のことを考えてお箸の先をお懐紙で拭くことも上手にできるようになりました。
今日はこども達が初めてお茶を点てる日です。担任がお茶を点てる様子を真剣に拝見してから、真新しい茶筅を嬉しそうに振っていました。
お茶の量はこども達の希望を聞きました。「お茶大好きです」「少しにしてください」「普通です」など自分の思いを言葉で伝えてくれました。
自分で点てたお茶の味は?「おいしい」「いつもと同じ味がする」という声に混じって「智子先生が点てた方がおいしい!」という正直な声もありました。