茶道参観(年長組)
茶道の時間の様子を見ていただき、こどもたちが自分で点てたお茶をご馳走する、茶道の時間の参観を行いました。待合では、園長先生が南天の色紙を飾り、おめでたい木で病気やいやなことから守ってくれること、雪兔の目と耳になることを話してくださいました。
床の間のお軸は「にらめっこ」です。九年間壁に向き合って修行した達磨禅師のように、諦めずもう少しがんばってほしいとの願いを話しました。
お菓子は「ぽっくり」です。薄いピンクに白い鼻緒がついたかわいらしい形に歓声が上がりました。一足のぽっくりを親子で仲良く片方ずついただきました。
こどもたちが心を込めてお薄を点てました。真新しい茶筅は修了記念として手造りのお茶碗と一緒プレゼントします。
保護者の方から「とってもおいしかったです」「心がこもっていて美味しいです」などと感想を言っていただき、こども達も満足そうでした。
お花を活けたり、「おさきに」と相手を思いやってからお菓子をとったり、お茶を点てたりなど、年長さんならではのめざましい成長ぶりを見せてくれたひと時でした。