茶道の時間 7月
七月七日、今日は七夕です。床の間には「竹」の一字のお軸を飾りました。こども達が竹のようにまっすぐにすくすく成長しますようにと、大風にも大雪にも折れない強さとしなやかさも、身につけてほしいとの願いが込められています。
こども達がお花を活けました。花器も自分で選びました。「お花を活けて嬉しかった。楽しかった」と感想を話してくれました。茶道の時間は脇床に飾り、その後は玄関に飾りますのでどうぞご覧ください。
お客さんとお運びをする人に分かれ、お茶を運びました。古袱紗というきれいな布の上にお茶碗を載せて静かにゆっくりと歩いて運びました。友達の運んだお茶を一口いただいて「おいしいです」と挨拶したりにこにこ笑顔のこども達でした。
七夕の天の川を「こんぺいとう」で表わしました。織り姫さまの分、彦星さまの分、そして自分の分、と三個のこんぺいとうをいただきました。
「いただきます」をしてお懐紙を持ち上げたとたん、コロコロと、こんぺいとうがあちこちに転がりました。「カリ、コリ」とおいしい音がしました。
友達に運んでもらったお茶は格別の味がしたようです。
次の茶道の時間は、夏休み後の9月です。担任が薄茶のお点前を、こども達の前で披露します。
「竹」のお軸にちなみ、おひしゃく、蓋置き、茶筅、茶杓等、竹でできた色々のお道具を見ました。これらのお道具を使ってどのようにお茶が点つのかを楽しみにしてほしいのですが、こども達は自分でお茶を点てることを今から楽しみにしているようでした。