今日の床の間には、軸「天上大風」、この軸には、良寛様がこども達にたのまれて書いたといわれる天上大風の文字が凧になり大空を飛びまわる様子が描かれています。花は、結びやなぎと紅のやぶ椿と白の草紙洗椿を園長先生手作りの青竹の花入れに生けました。香合と香は、うちでの小槌と梅が香です。お道具の棗にはコマの姿を模した平棗を、茶碗は猪の描かれた干支茶碗を、そして棚は、竹台子、水差しは朱桶を使いました。たくさんのおめでたいお道具に囲まれ心のこもったお茶会でした。

　今日は年長組のお茶の時間です。新年を迎えて初めてということで、先生方が催してくださったお茶会に参加しました。お茶室は、お正月のしつらえと、こども達が今日の日のために持ってきてくれた花々でとても華やかになりました。お茶席を催す先生方の緊張感を感じとってくれたのか、こども達は、1時間という長い間真剣にお話を聞いてくれました。「今日のお茶会はいかがでしたか?」の先生からの問いかけに「楽しかったです！」と答えてくれたこども達。先生達はその言葉が聞けてとても嬉しかったです。