『ブレッド戦記』
『ブレッド戦記』

物語のあらすじを、簡単に紹介します。

はるか昔、イーストという女神と、カビオスという神がいました。二人の神は、五つの国からなるブレッド大陸と、人間を創りました。

しかしある日、カビオスが邪悪に目覚め、人間を滅ぼそうとしました。女神イーストは、長い戦いの末、カビオスを世界の果てに封じました。そして自らも、力を五つの武器に分けて人々に与え、眠りにつきました。

カビとイースト

それから数千年。平和が続いていた世界で、次々と異変が起こり始めました。カビオスが、封印から目覚めようとしていたのです。 クロワッサン王国では、カビオスを倒すために勇者を選出しようとしましたが、平和に慣れた人々は誰も志願しようとしません。仕方なく、王は、クジ引きで勇者を決めることにしました。

やる気のない城の門番ガイルも、幼なじみのリオに言われて、クジ引きに参加することになりました。 勇者になるつもりなどさらさらないガイルですが、なんと引いたのは当たりクジ。リオが、クジに細工をしていたのでした。

引くに引けなくなったガイルは、伝説の武器、魔剣ステアライザーを手に、勇者として旅立つことになってしまいました。リオもなぜかついてきて、頭の痛い旅の始まりです。 伝説の武器をギャングに盗まれてしまった、マヌケな二丁拳銃使いロミオをはじめ、斧を使う女戦士サリータ、義に生きる侍の武蔵、気丈な鞭使いのミティア達、他国の勇者達。

カビオスの強大な部下、クラド。さまざまな出会いと戦いを繰り返しながら、ガイルとリオは、カビオスを目指します。